2013'06.26 (Wed)
日本成人矯正歯科学会

こんにちは。奥田です。
毎年、6月下旬に開催される日本成人矯正歯科学会にクリニック全員で参加いたしました。
国内には大きな矯正歯科専門の学会として、日本矯正歯科学会と、今回の日本成人矯正歯科学会があります。
私は、両学会に所属しているため、この二つの学会には毎年出席しています。
もともと、矯正治療の対象は子供でした。
子供の治療は、歯並びの前に、その基礎部分となる骨格に不正が認められた場合など、骨からのアプローチが可能になります。
ところが成人の場合、すでに基本的な骨格は完成しているため子供と同じようにはいきません。
銀歯や差し歯があったり、虫歯で歯を失っている方もいらっしゃいます。
成人矯正歯科学会は、年々増え続ける成人への矯正治療に特化した学会です。
代官山矯正歯科は、大半が成人の患者さんで、裏側からの矯正を希望されている方ばかりです。
口の中の衛生状態、歯の移動様式、治療期間等、子供の治療とは異なる部分がとても多い。
『小児科』が専門で存在するように、成人矯正治療は別のものとして、しっかりと勉強を続ける必要があります。
それが、患者さんに還元できる私たちの責任だと思っています。
今年は、矯正治療後の安定性についての講演が印象的でした。
衛生士のみんな、学会は日曜だったけど、また月曜からよろしくね!
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