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2009'02.23 (Mon)

こどもの矯正って?

こんにちは。奥田です。

今回は、「こどもの矯正」でおこなう治療内容をお伝えします。

矯正治療には、大きく分けて一期治療と二期治療というものがあります。
これは矯正歯科における世界共通の治療方法で、矯正専門医なら
通常、このガイドラインに沿って治療をおこなっています。

歯にズラリと矯正装置がついた写真などを見ることがあると思いますが、
それは永久歯がすべてそろってからの治療、二期治療です。

矯正専門クリニックでは、矯正治療中に海外に引越しされる場合も、帰国後に
治療を継続する場合も、矯正専門ならではの世界共通の転院フォームがあり、
現在、どの段階で何を行っているのかが専門医の間でわかるようになっています。

一期治療は、英語の1st phase treatmentの日本語訳です。
これは、乳歯と永久歯が混ざっている時期(すべて乳歯列の場合もあります)におこなう治療で、
良い状態の永久歯列へと導くことを目的としています。

治療する内容は
・上下の顎骨の位置関係の是正(受け口などです)
・ガタガタの前歯の改善(出っ歯などです)
・後から生える歯の場所の確保

特に重要なのが…
・6歳臼歯の前後の位置関係を改善する ことです。

成長のタイミングを見計らって骨格からの治療を開始することで、将来の抜歯の可能性を
下げることもできます。

ご両親が「あれ?」と気づかれたら、できるだけ早期に矯正専門医にご相談ください。
早期に改善できることもあります。



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2009'02.16 (Mon)

矯正歯科? 小児歯科?

こんにちは。奥田です。

小児の矯正治療において、「矯正歯科」がいいのか、「小児歯科」がいいのかとの
お問い合わせをいただきました。

確かに、どちらに行ったら正しい治療を受けることができるのか、
「標榜名」から専門領域を判断するのはわかりにくいように思えます。

片方は、それこそ「矯正」ですが、もう一方は「小児」という言葉がついています…。

では、なぜ違う領域にもかかわらず、このような混乱を招いているのでしょう?

欧米でも国内でも矯正歯科は子供の時に行う治療としてこれまで認識されていました。
今でも、”矯正”と聞くと、「こどもの治療」と思われていらっしゃる方も少なくないようです。

ところが最近では多くの成人の方も矯正治療を受けるようになり、インターネットの普及により
「矯正」といった文言で、微笑んだ大人の女性を目にすることが多くなったため、
「矯正歯科」は成人のためのもので、「こどもの矯正」は小児歯科という誤解を
生みやすくなってしまったようです。

こどもでも、成人でも、矯正治療は「矯正歯科」の専門領域です。

Edit |  13:04 |  こどもの矯正  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2009'02.09 (Mon)

こどもの矯正

こんにちは。奥田です。

代官山矯正歯科には、小さな患者さんも来院しています。
インターネットで、あちこちに“小児矯正”の言葉が踊っていますが
“ウチの子”の場合、どこに行ったらいいのか、こどもの矯正はどこでゴールに達するのか、
その目的などもよくわかりにくかったりします。

【小児歯科? 矯正歯科?】
まず、小児であろうと「矯正治療」は小児歯科ではなく、矯正歯科です。
矯正歯科は、こどもから成人までのすべてを対象とした歯並び・咬合を整える専門領域です。

小児の患者さんで虫歯・乳歯の抜歯が必要になった場合は、
“小児歯科”を専門としている先生に依頼をしています。
矯正歯科に専門医があるのと同じく、小児歯科でも「小児歯科専門医」が存在します。

異なる専門領域を持つドクター同士が協力しあうことによって、高いレベルの治療が
達成できるようになるのです。


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2009'02.06 (Fri)

『床矯正』の限界 その1

こんにちは。奥田です。

先月と今月、連続して小学生のお子さんをもつお母さまから
同じような相談がありました。
それぞれ住んでいる場所も学校も全く違うのですが、
相談内容がとてもよく似ていたのです。

こどもの歯並びで学校のママさんネットワークの口コミにより、
あるクリニックを紹介されたそうです。
そこは矯正専門医ではなく、
表側に目立つ矯正装置を使わず、
費用も破格の安さとのことで
多くの子供たちが「矯正」で学校帰りに通っている医院だそうです。

週に1回、装置の調整にかかさず通院して一年以上経つというのに
全く改善している感じがしない、とおっしゃるのです。

この方法、小学生のお子さんを持つママの間ではかなり浸透していて、
「床(しょう)矯正」と呼ばれているものです。

私たちの専門用語で、合成樹脂素材(プラスチックのようなもの)のプレートを
“床(しょう)”と呼びます。
お年寄りの入れ歯も、この“床”に入ります。

床矯正は、自分で取り外しのできるプレートを使用します。

“取り外し”ができるということは、装着状態や使用時間に大きく影響を受けてしまうため、
確実性に欠けることがあります。
また作用方向や移動量に制限があるため、すべての患者さんに用いることは難しく、
決して万能な装置ではありません。

しかしながら患者さんとご家族の協力があり、診断と適応症さえ誤らなければ
とても有効な治療法だと思います。

矯正専門医の目が必要なのではないでしょうか…。


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