2008'09.19 (Fri)
矯正歯科学会で発表してきました

いよいよ学会シーズン到来です。
今年の日本矯正歯科学会では私が日々の臨床の中で得られた治療成果を発表する目的があり、開催場所の幕張メッセに行ってきました。
その間、代官山のクリニックを休診したため当院患者さん、
初診相談でお電話いただいた方々にはご迷惑をおかけしました。


発表内容は、これまでに私がおこなってきた裏側からの見えない矯正治療を確実に、
かつ効率良く成功に導くための臨床上での一考察です。
裏側からの見えない矯正治療は、表側からの治療に比べて歯の移動方法や矯正力の与え方、
装置の設計と装着方法が特殊であるため、日々の勉強と臨床経験がとても重要になります。
質疑応答では、ネット上で“見えない矯正”と唱っている開業医や
大学病院の先生方から多くの質問をいただきました。

「日本舌側矯正歯科学会」の役員会が行われました。
“舌側”とは聞き慣れない言葉ですが専門用語で“歯の裏側”を意味し、つまり“見えない矯正”の専門医会なのです。
役員の先生方は、すべて“見えない矯正”のエキスパートばかりです。
最新の裏側矯正の情報を得ることができ、実りある時間を過ごせました。
学会は、医者が集まって医学の最新情報を交換し、共有する場です。
医学書で学んだ基礎的医学に忠実に、かつ臨床で重ね得た経験にそって常に丁寧で正しい治療を行っていけば、間違いはないと思っています。
医療に失敗はあってはなりません。成功して当たり前です。
患者さんの笑顔のために、これからもずっと勉強し続けていきたいと思います。
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